夢の橋 多言語紙芝居  活動報告 〜10周年記念チャリティーコンサート〜
「にいがたNGOネットワーク」法人化10周年おめでとうございます!
歴代三役の皆様はじめ豊かな個性溢れる方々の力強い活動が実りここまでに、本当に素晴らしく嬉しく、心より
お祝い申し上げます。NGO活動20年以上の実績を持たれる会員皆様の背中を見上げながらようやくの当会です。
 2004年発足以来、100を超える日本昔話、新潟の民話、世界のお話し等の多言語紙芝居が、ブラジル、メキシコ、南アジア、アフリカ、中国など20余の国と地域へ届けられました。「にいがたNGOネットワーク」の様々な団体の皆様、新潟県、市の国際交流協会の皆様、様々な繋がりをいただいての賜物と感謝申し上げます。皆様、本当に有難うございます。
 この4月は長岡NGO「睦美会」さんにお誘いいただいて、「長岡技術科学大学」のインドネシア、メキシコ、スリランカの留学生さん方とのとても楽しいひと時をいただき、新潟の民話「福をよぶ大うちわ」夢の橋オリジナル「あいちゃん」などの多言語紙芝居、贈呈も叶えていただきました。
 5月には「新潟かみしばいクラブ」制作「鮭の大すけいまのぼる」に、「新潟アニメ・マンガ専門学校」生7名方の彩色をいただき目下、英語、ロシア語、中国語その他、新潟内外の有志・先生方が翻訳を進めておられます。10月新潟市国際交流協会団体発表会にお披露目、どうぞお楽しみに!
11月24日チャリティーコンサートの実現は夢のようです。常々、コンサート会場が満席になる人々の流れと、街行き交う様々な人々の流れと、世界の文化に出会えるNGOイベントに「橋」を架けられたなら!と思っていました。 このコンサートは、はじめての有料イベントと聞き及びます。ご来場の皆様方にNネットの活動内容などを前半でお知らせ、ご紹介させていただき、“国際協力“へ関心をお寄せいただける機会にと願いが込められています。また、当日の収益では次世代へ繋ぐ若い力応援と、アジア、アフリカなどへ自費で支援に向かうファイト溢れる学生さん達への補助も理事会の承認をいただく事が出来ました。
 この会の趣旨に賛同、演奏のご快諾くださいました市内在住の若手先生方は、中にはまだ幼いお子さんのよきママもおいでになり、音楽への確かな研鑽の日々、国内外のこども達への深い眼差しと伴に紡がれる華やかで熱い音楽は聴き手の心にいつも感動を届けてくださいます。「この音楽に出会えてよかったと思っていただけますよう練習頑張ります」とのメッセージもいただいております。
 東日本大震災の傷はまだまだ強く大きく、続く災害、事件・事故も後を絶たない昨今の日本で、悲しみ苦しみの癒しは困難を極めていますが、日々、紛争の絶えない国々のこども達の涙に思い重ね合わせて、“Nネット”の輪が少しでも広がりますように、 多くの方々のご来場を賜りますように願い、コンサートの成功を祈りつつ、微力ながら、頑張って準備、努めさせていただきます。ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                          夢の橋 ・多言語紙芝居  荒川久美子 
                          チャリティーコンサート 提案