2012年7月〜2012年12月までの新潟国際ボランティアセンター(NVC)活動報告です。
 
◆地球を知る講座を開催しました♪◆
NVCでは、地球規模の課題(グローバルイシュー)について「知る・考える・行動する」ことを目的として地球を知る講座という啓発事業を行っています。2012年度は、世界規模の諸問題に対して、「2015年までに世界の貧困を半減すること」などを目指す世界の約束8つの取り組み、国連のミレニアム開発目標(MDGs)を1年かけて学んでおります。7月から12月にかけて、次のような講座を開きました。
 
7月
7月21日(土)に第66回地球を知る講座「少年ルイスの物語」を開催しました。
この時はMDGsのターゲット4である乳幼児死亡率の削減について理解するため、「少年ルイスの物語】というワークショップを実施しました。途上国における衛生環境の実態、栄養の確保が難しい現実について知り、その原因である様々な要因について体系的に学びました。参加者は自分たちの考えを話し合い、そのうえで、私達自身にできることを一緒に考えることができました。
 
8月
2012年8月25日に第67回地球を知る講座「もうひとりぼっちじゃない」を開催しました。
今回はターゲット5・6、妊産婦の健康状態の改善・HIV/AIDS、マラリア、その他の疾病の蔓延防止について理解するため、「もうひとりぼっちじゃない」というワークショップを実施しました。エイズ対策に成功した国の一つとして知られるアフリカのウガンダに注目し、HIV/AIDSに関する誤解・偏見が招く実情や成功の背景に焦点を当て、学ぶことができました。
 
11月
2012年11月11日に第68回地球を知る講座「どこからくる?食糧自給率とフードマイレージ」を開催しました。
 この時のテーマは、MDGsのターゲット1である「極度の貧困と飢餓の撲滅」。そこで、フードマイレージを元に私たち日本の食卓がどのように世界とつながっているのかについて考えるワークショップを開催しました。貿易立国と呼ばれる日本の食料事情を知ることができる機会となりました。
 
12月
2012年12月8日に第69回地球を知る講座「どうなってる?バングラデシュの医療の現状」を開催しました。
2012年最後の講座は、MDGsのターゲット4,5,6の保健衛生分野について。6年間バングラデシュの医療の分野で活躍された日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)の宮川眞一さんをお招きして、医療の現場について学ぶ会になりました。宮川先生からお話を聞いた後は、先生のお話を振り返りながら日本とバングラデシュの医療の違いなどを考えるワークショップを実施。互いの国の事情を知り学びあう事が重要であると議論が飛び交いました。
 
 
 
2013年1月から3月にかけても、地球を知る講座を開催いたします。国際協力に興味のある方ならどなたでも参加できます。スケジュール及び詳細は随時ウェブサイト(http://www.nvcjapan.org/)にアップしていきますので、ご覧ください。
 
◆第24回愛のかけ橋バザー&フェスタを開催しました◆
2012年11月10日と11日の2日間に渡って、ピアBandaiイベントスペース「ピアテラス」(にぎわいマルシェ)にて、NVCの最大イベントである「愛のかけ橋バザー&フェスタ」を開催しました。今年はグリーンカレーやベトナムの揚げ春巻きなどを販売する飲食ブースを設けるなど、新しい挑戦を盛り込んでの開催となりました。昨年から実施している知る講座の開催もバザー会場内で実施。「楽しくつながる市場」を今年のコンセプトに掲げたかいあって、賑わいがありそして誰でも参加できるイベントとして広く地域に向け発信することができました。
 
 
 
 
 
◆イベント出展しました♪◆
2012年11月17日に、新潟ふるさと村にて新しい公共にいがた会議さんが主催するイベント「にいがた市民活動博覧会「みんぱく」」に参加し、ブース出展してきました。活動を紹介したり、フェアトレード商品を販売したりしながら、ご来場くださった方々とお話をすることができました。また、会場内では、国際協力関係ではない多くのNPO・NGOの方々も多く出展されており、多くの人と交流することができました。
 
 
◆支援先であるベトナムを訪問してきました◆
NVCの支援先であるベトナムへ訪問し、現地の状況を確認してきました。
○ベトナム障がい児支援事業
 NVCがベトナムで展開している事業の一つは、障がいを持っているこどもたちへの支援です。12月2日から4日にかけて、NVC担当スタッフが現地を訪問してきました。
 NVCは障がいを持っているこども達が利用する2つの施設を支援しています。第一はホーチミン市内にあるキークワン寺センター1というところです。ここには多くの障がいを持ったこどもが利用しています。NVCの現地スタッフがこまめにどのようなものが必要なのか施設スタッフからニーズを聞き取り、その都度必要物資を提供するという生活支援を行っております。今回の訪問時は洗濯洗剤やフロア洗剤を支援してきました。
 NVCが支援している第2の施設がマダグイこどもセンターです。ホーチミン市から車で4時間かかる立地の為、支援を受け難い状況となっています。NVCは今年、この施設を利用しているこどもたちが通学するのに必要であるバン購入の為の支援金を提供しました。今までこどもたちの通学にはバイクで送迎していたため、大変時間と手間がかかるところでしたが、バンを利用することにより、一度に多くのこどもを送迎できるようになったそうです。
 
 
キークワン寺センター1を利用しているこどもたち     



マダグイこどもセンターのこどもたちと一緒に♪
 
〇ベトナム奨学金事業
 もう一つのNVCベトナム支援事業は、経済的困窮度の高い大学生に対する奨学金事業です。貧困のため、大学での勉学をあきらめなくてはならない状況に陥ってしまっている学生さんに対し、それを防ぐ役割も果たしています。
2012年12月20日にNVCのカウンターパートであるベトナム・ホーチミン市学生支援センター(SAC)の主催によるNVC奨学金の授与式が市中心部のホールで開催され、出席したNVC副代表から証書が手渡されました。また、式典に引き続いてベトナム人学生との交流会(対話集会)を開き、意見交換を実施しました。同行した新潟県立大学の3人の学生さん達とベトナムの大学生さん達が直接交流し、有意義な時間を過ごしていました。
 
 
授与式後の記念撮影の様子



意見交換会では活発に議論が交わされました