にいがたNGOネットワーク理事の金子洋二さんより、会報1月号に寄稿していただきました。

 「非営利組織にこそマネジメントの本質がある」

 年の瀬に、友人が関わっているある団体からお招きいただき、富山市で講演をさせていただく機会がありました。
 演題は「ミッションから始める組織運営〜NPOに学ぶ「想い」と「経営」の両立〜」というもの。普段は市民活動や地域づくりに関わる方たちの前でお話させていただくことが多いのですが、今回の講演会は企業関係者や行政関係者、学生さん、NPO関係者等々、様々な方がいらっしゃるということで、ちょっと大袈裟かな?なんて思いつつ、だれもが関心を持てる「組織運営」の話として、こんなタイトルをつけさせていただきました。参加者のみなさんの反応はというと…拙話に対する質問もたくさん頂戴し、その後の懇親会も大いに盛り上がり…と、一日を通してよい時間を共有させていただいたのではないかと思います。
 行き帰りの電車の中でぼんやり考えていた時、ストンと落ちるものがありました。気がつけば、市民活動に関わって四半世紀になり、その間、会社勤めやら農家の手伝いやら酒づくりやらバンドやら、好きなことを色々とやらせてもらってきて、組織とかコミュニティというもののあり方を自分なりに探求してきました。その時私の中に落ちたのは、経営学の神様ドラッカーが晩年に語った「非営利組織にこそマネジメントの本質がある」という言葉です。
 仕事柄、これまでもそうに違いない、と理屈上は思っていました。でも今回、色んな立場の人に向けたお話を準備させていただいたお陰で、これまでにない納得感が自分の中に湧きあがってきたのです。でもそれはまだ、どちらかというと理屈上の話。25年程度の社会経験ではまだまだ極められるものではなく、ましてや人様にわかりやすくお話することなんてできないな〜と、むしろ先の遠さを感じることになりました。
 普段から市民活動(非営利組織)に関わる皆様は、どんな風にお感じでしょう?もしもご興味のある方がいれば、今度ぜひこんなことで私とおしゃべりしてもらえませんか?

金子 洋二

情報掲載:
にいがたNGOネットワーク
にいがたNGOネットワーク活動報告ブログ
http://www.facebook.com/niigatango