本間栄三郎理事長のご退任に伴い、後任を務めさせていただくことになりました。何卒宜しくお願い申し上げます。
 今日、グローバリゼーションが急速に進行する一方、イデオロギー・経済・宗教等の問題を背景とした、国家や民族間の対立やナショナリズムの先鋭化が進んでいます。
 4月にNネットが主催した第5回国際教育研究会で講演していただいた、国際情報大学教授佐々木寛氏は、文明の論理を取り入れた「明治の開国」、欧米の民主主義・自由を取り入れた「太平洋戦争敗戦時の開国」に次いで、現在の日本を第三の開国期と位置付けられました。―「第三の開国は、外国から何か新しいものを取り入れるというこれまでのような『外発的国際化』ではない。国内国外の区別が希薄になった今日の世界に、私たちが丸裸で投げ込まれた時どうすべきか判断できる力や、自分とは相容れない他者・敵かもしれない他者とも協働して生きる力等、それらを自ら内発的に考え行動する、いわば『内発的国際化』が求められている。」と話されました。
 そうした視点から振り返ると、Nネット会員のそれぞれの活動は、まさに佐々木先生が話された第三の開国期の先頭に立って「内発的国際化」を体現し、国家や民族を超えた「人」と「人」との繋がりで平和の道筋を築いていると言えるでしょう。こうした会員の素晴らしい活動に、これからもより多くの方々が参加し、あるいは支援してくださることを願ってやみません。
 
理事長 荒 幸男

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