「NPO法人 国際地盤災害軽減機構」が毎年開催しているシンポジウムが、今
年はカルフォルニア州立大学フラートン校で、ASCE地盤研究部門ロサンゼルス
支部と共催で、9月5日〜7日に開催される。
この実行委員長が,同大学準教授のT博士である。
Tさんは3年前,東日本大震災の調査団の一員としてアメリカ土木学会より選ば
れ,来日した。
帰路,新潟に立ち寄ったのを機会に,昼食をともにしながら,最近のアメリカの
大学の様子を伺った。
メールでのやり取りはおこなっているが,接触するのが望ましいと改めて感じた。
Tさんはネパールからの国費留学生として新潟大学で学び,M教授のもとで学位
を取得して,
アメリカへ渡ったバイタリティーのある優秀な研究者である。
ネパールは国土の8割が山地であり,毎年,雨期には洪水や斜面災害が多発する。
私も,2回,ネパールのトリブヴァン大学で特別講義を行い,災害現場を視察させ
ていただいた経験がある。
新潟県は災害多発地域であリ,ネパールの防災に参考になることが多い。首都
カトマンズでも地震の履歴があり,
新潟地震や新潟県中越地震からの教訓は役立つ。
日本は発展途上国の貧しい人たちを助けることも大切であるが,その国の中枢
を担う人材育成にも
力を注がなければならない。
Tさんが,国際会議を主催するのを一つのステップとして,さらなる飛躍をはか
ることを切に願うものである。
青山清道(理事,元新潟大学教授)

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