生きる意味

 先日、久しぶりにある青年が訪ねてきた。
空手で鍛えた強靭な体力の持ち主で以前、ムスタン現場の常駐を三年ほどやってくれたその人。
ムスタンの会を解散後、日本で結婚。体育の臨時教員をしながら暮らしていると、近況を交えながら
報告してくれた。近藤亨前理事長は6月に93歳の誕生日を迎えた。彼は山口県から家族を連れて来越、
年の割りにお元気にケアハウスで暮らす老師に会え、三十分もすると直ぐにとんぼ返りして行った。
彼のように、遠方からわざわざ私にも会いに来てくれるのは本当に嬉しい。
 彼のほかにも老師を支えながら厳しい現場に何年も常駐した若者達が大勢いた。
それぞれにムスタン現場の厳しい体験を胸に、幸せな家庭を築き暮らしている。
 ムスタンでの20年間の活動は、現地の人々のためだけではなかった。支える側、
支えられる側、どちらも必死で歩んでいた。必死というのは、一歩間違うと切り立った谷底に転落しかねない
あのムスタン台地の厳しさそのものかも知れない。
 今でも神々しいヒマラヤの山々を思い起こすとき、<生きる意味>をもう一度自問する。
そして、いっしょに活動した懐かしい面々の長寿と健康を願うのである。
 
2014.07.04 Friday 20:07 | にいがたNGOネットワーク | comments(0) | trackbacks(0)

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