JICA集団研修「国家森林モニタリングシステム整備のための人材育成」コース最終成果発表会
 途上国における森林減少・劣化に伴う二酸化炭素の総排出量は、人為起源の温室効果ガス排出量の約2割を占めると言われています。現在、その削減にむけてREDD+への取組が進められています。また、持続的な森林管理の重要性も改めて認識されおり、国家レベルで森林の変化を把握する国家森林モニタリングシステムの整備が必要不可欠となっています。しかし、途上国では森林面積や炭素蓄積変化等のデータを収集・算定する手法、及び、その技術に習熟した人材が十分に育っておらず、調査、分析、報告等の体制が未整備な状況にあります。
   このような状況をうけ、国際協力機構(JICA)は、途上国の森林モニタリングシステム整備を担う人材を育成するため「国家森林モニタリングシステム整備のための人材育成」コースを設置し、当センターがカリキュラムの作成、講師派遣の他、研修の運営管理等を行っております。
   本研修は、「自国の状況に基づいた国家森林モニタリングシステム計画を整備するための案を作成し、その実施へ向けたアクションプランを策定することができる人材が育成される」ことを目標とし、現在それに向けた講義・実習が行われています。研修最終日である8月8日(金)には、8週間にわたる研修の成果として、自国の森林モニタリングシステム整備に関するアクションプランを一般公開にて発表します。
  つきましては、途上国の持続的森林管理の現状やREDD+のための森林モニタリングシステムにご関心をお持ちの皆様の成果発表会への参加を心よりお待ちしております。
        日 時:2014年8月8日(金) 9:30〜13:00
       場 所:JICA東京 (※詳細が決まり次第,順次お知らせします。)
            〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-5
             (京王線幡ヶ谷駅・南口より徒歩8分,地下鉄千代田線代々木上原駅・西口より徒歩12分)
        発表者:インドネシア、ケニア、コンゴ、ブラジル、ボツワナ、マラウイ、ミャンマー、
              モザンビークの8ヵ国11名(質疑を含め20分/国を予定)
        定 員:50名(先着)
        言 語:英語
        申 込:申込フォームに必要事項をご記入のうえ、お申込みください
       参加料:無料 

情報掲載:
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