ミャンマーの医療を支援する会活動報告(2014年7月-12月)

年に2回(1月と7月)に発行しているにいがたNGOネットワーク(Nネット)会報に、会員団体ミャンマーの医療を支援する会の内藤眞先生より、活動報告が届きました。

ミャンマーの医療を支援する会活動報告(2014年7月-12月)
 2014年7月6日から4日間、来年から始まる国立6大学による「ミャンマーの医学教育協力JICAプロジェクト」のための現地調査団として、岡山大学、長崎大学、新潟大学、およびJICAの担当者10名がミャンマーを訪れた。
 到着後、6月15日に長岡市からいただいた第18回米百俵賞の副賞をミャンマーの医療のためにとヤデナ医師に渡した(写真2)。「米百俵(山本有三の戯曲)」英語版も渡した。後で、「本を読みました。とても意味が深く、先生がどんな賞をいただいたかわかりました」というメールが届いた。

 写真1 ヤデナ医師に副賞を手渡す        
 
翌日ネピドーに飛び、保健省で医科学局長と会談し、ネピドー総合病院を視察した。
再びヤンゴンへ戻り、東ヤンゴン総合病院、市内の保健所、新ヤンゴン総合病院を訪問。新ヤンゴン総合病院は30年前に日本が作った病院で、通称JICA病院という(写真2)。私は2000年に一度この病院を訪れたが、錆びついた医療機器を見て、悲しい思いをした。病院内の機材は旧態然。病理室では滑走式のミクロトームは摩耗し、がたついていた(写真3)。顕微鏡は壊れてまったく使えない。病理の先生はにこやかに説明してくれたが、目は何とかしてほしいと訴えていた(写真4)。こんな現状であるが、これからかなりの機器がJICAによって更新される予定である。

  
 写真2 新ヤンゴン総合病院(1984年築)

 写真3 がたがたのミクロトーム    


  写真4 病理医同士で
 
最終日、ヤンゴン婦人病院を訪れ、ヤンゴン第一医科大学で学長はじめ教授陣にプロジェクトについて説明し、ミッションは終了した。来年からの医療プロジェクトに期待したい。ミャンマーは今経済発展の時期を迎えようとしている。しかし、まだまだ私どもの支援が必要とされていることも実感した。今後も現地に必要な支援をしていく。
なお、9月21日- 26日には長谷川剛先生はじめ4人が訪緬し、ヤデナ医師の病院に気管支鏡と抗生物質を供与した。

ミャンマーの医療を支援する会 内藤 眞

情報掲載:
にいがたNGOネットワーク
にいがたNGOネットワーク活動報告ブログ
2014.12.08 Monday 09:45 | ミャンマーの医療を支援する会 | comments(0) | trackbacks(0)

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