1.新潟国際フェスティバル(9月7日)
 ブース出展し,ラオス雑貨の販売や民族衣装の展示などを行いました。
 
2.ラオス研修旅行(12月20日〜27日)
 今年度は,新潟県立大学の学生4名,上越教育大学の大学院生1名,社会人2名でラオス・スタディツアーを実施しました。
サワナケート県サイヤペット村には3年連続で訪問し,親交を深めました。当会が建設を支援した学校図書館に図書の追加寄贈を行うとともに,先生方と利用状況や今後の展望について意見交換を行いました。以前は小中学校しかなかった村ですが,子どもの数が増え,中学校校舎を利用してそのまま高校まで併設して運用している状態でした。図書の内容もそれに合わせて,見直しを進める必要がありそうです。


【図書館ミーティング】
宿泊では,プータイ族の皆さんが暮らすフォンヤナン村にお世話になりました。400年以上前にできた村だと,巨大な古木を見上げながら誇らしげに話す人々の表情が素敵な村です。同村の小学校には図書室は無いため,管理用の箱入り図書セットを寄贈し,子ども達と交流しました。「おむすびころりん」の紙芝居に始まって,最後はひたすら追いかけっこに!
【フォンヤナン村歓迎バーシー】


【小学校で紙芝居】

研修最後は世界文化遺産都市ルアンプラバンへ。古都でランサーン王国の歴史などを学ぶとともに,世界的観光地の現状を実感しました。ちょうどモン族のお正月『ピー・マイ・モン』が開催されていたので祭会場にも行きました。モン族華やかな衣装も,素材やデザインがどんどん現代的になっている様子が大変興味深いものでした。
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「今回のラオスツアーでは、ラオスの人たちとの交流が印象的でした。特に、滞在したフォンヤナン村の子どもたちの、明るく元気な姿に驚き、大人の方たちとの宴では、その温かさに触れることができました。今回のツアーで、改めてラオスの魅力を知ることができました。」(新潟県立大・川嶋志歩さん)


【フォンヤナンの子ども達と】
 
NASVIA事務局 原口 央