皆様、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
 
当会もいよいよ来年で20周年を迎えるまでの活動になりました!これもひとえに皆様方のいつも変わらぬ励ましやご協力のご支援があったからこそ、今までやってこられた賜物と思っております。本当に心より感謝申し上げます。
 
 2013年度新潟・国際協力ふれあい基金「津波災害孤児及び貧困層の孤児達の生活&飲料水」としてスリランカ、ハンバントータ市に建つ孤児院に5000ℓの貯水槽建設と「孤児達の小運動場建設」として当会からの現地申請事業の決定が決まり、その資金40万円を昨年3月に私と岩本紗綾さんとで現地に渡しに行きました。貯水槽を建設する予定地にはすでに貯水槽に貯める為の池(井戸の代わり)が掘ってあり、この土地で見た事もない鳥達が池の水を飲んでいる姿に私は驚愕!思わず「ウッソ〜!水の無い土地に水が出たぁ〜!」と写真を撮るのも忘れて喜んでおりました! がしかし、やっぱりこの地域の自然は甘くありませんでした。「池が出来ているなら直ちにモーターで水を吸い上げて貯水タンクに集められ、家庭菜園が直ぐにできる!」と言った私の夢?想像は6月になっても7月になっても実現せず、現地から何の連絡もありませんでした。
 
実は私達が帰国した後、スリランカのこの土地は異例の大干ばつに襲われ、あの夢のような豊かな池の水さえも干上がってしまい、急遽遠方に井戸を掘り配水パイプで水を運ぶという、大変な作業をやっていたのでした。そして12月にやっと「立派な貯水タンクが出来ました!」と連絡がきました。  
「現在この5000ℓのタンクで孤児院児童50名とスタッフ20名の生活&飲料水にしています」と連絡がありました。
 
資金がこの貯水槽に対して予想以上に掛かってしまいましたが、「小運動場建設」については土地を整備して、孤児院の隣に建つ幼稚園児も使えるシーソーとブランコを設置しました。
 
スリランカでシーソーやブランコのある孤児院や幼稚園は自慢の種です。この幼稚園もだんだんと園児数が増えていく事が期待されます。
しかし9月になってもなかなか報告連絡のないハンバントータの状況が心配になり、再度マータラの孤児院の子供達に会いに行く堀内綾さんと新潟大学院2年生の渡邊茉莉さんに「状況を視察してきて」とお願いし、彼女たちは現地視察と「何が自分たちに出来るか?」を問いながら、スリランカへ行きました。 そして現地ハンバントータの現状報告が「夜になると象が金網のフェンスを破って入ってくるので困っているとの事です」でした。 この象に関しての問題は昨年3月に私が行った時も心配していた事です。
「早急に手を打つ?」との私の質問にハンバントータ孤児院の責任者であるラッタナシリ大僧正は「この地域の人達は野生の象を恐れているが大切にもしています。この象の侵入を防ぐには鉄製の塀しか対処はないので、我慢するしかないのです」と。


 
やっと生活用水&飲料水は確保する事ができましたが、いつになったらこの土地の村人が夢見た家庭菜園が実現されてゆくのか?まだまだ、この土地の村人たちとのお付き合いも続きそうな気配です。

新潟アピの会 代表 倉田洋子

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