始めに、多くのご来賓と会員各位の出席を得て、大変有意義な総会を開催できましたことを感謝申し上げます。
 26年度の活動は、「にいがたNGOネットワーク」の存在意義は何かを改めて問い直す中で開始されました。その結果、これまでの事業を踏襲しつつも会員各位の熱意によって、一つ一つの事業をより充実させることができたことをありがたく思います。
  国際教育研究会、にいがた国際フェスティバルではアイキャンの吉田文氏を、国際協力人材育成セミナーではJANIC の堀内葵氏をお招きして意義深い研修を行うことができ、加えて全国規模の協力体制の足掛かりを築くことができました。その他、国際フェスティバルのスタンプラリー景品を提供してくださった方々、国際教育研究会で発表していただいた先生方に心から御礼申し上げます。 
 また、ネパール地震災害救援募金では、青陵高校生、日本文理高校生が参加して若い力を発揮してくれたのも嬉しいことでした。
  さて、27年度は、これまで新潟市内で行っていた活動を、他の地域にも広げてはというご意見を受けてぜひ実現して行きたいと考えています。9月5日のにいがた国際フェスティバルは、ふるさと村を会場に実施することになりました。フェスティバルには多くの大学生や高校生の力を借りなくてはなりませんが、加えて会員各位の多数のご参加を願っております。
 今次総会のあと、NVC(新潟国際ボランティアセンター)事務局長三上杏里氏から「これからの新潟における国際協力NGOの役割と可能性」と題してご講演いただきました。「活動の楽しさをアピールする」、「国際協力の経験を新潟で活かす」、「協働=自治体・企業・学校・市民と繋がる」等々の提言は、今後の活動に大いに参考にして行きたいと考えています。


 理事長 荒 幸男

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