去る9月27日に開催した第8回国際教育研究会で参加者に配布しました。
 
 25日午後、講師の本田龍輔さんが急病で入院なさる旨連絡があり、ご講演が不可能になりました。一日も早いご快癒をお祈り申し上げたいと思います。
  本日は最初に本田龍輔さんのご講演を予定していましたが、次第を繰り上げて小林先生、岩本さん、倉田さんからご発表が終わったのち「これからの国際理解教育」を中心テーマとして、参加者の皆様と自由な意見交換を行いたいと思います。
  私たち「にいがたNGOネットワーク」組織は、NGO団体・個人・賛助会員によって構成され、世界の貧困や教育問題等にボランティアとして国際協力を行っています。「国際教育研究会」はその「にいがたNGOネットワーク」の事業として年2回実施しております。
  情報技術をはじめとする科学技術の発達によりグローバル化が急速に進行する中、様々な情報が錯綜し国際情勢は混沌とした様相を呈しています。一方私たち個々にとっての「グローバル化」とは、国家の枠を超えて「世界の中の人間」、「世界の中の個人」として協力して行かねばならないことを意味しています。こうした中で「国際理解教育」は極めて重要だと言わねばなりません。
  申し上げるまでもなく国際教育における異文化理解は、思想信条を超えて異文化とそこに生きる人々のあり方生き方を尊重し共生を図ることにほかなりません。しかし、そうした思いに対して、時として無情に立ちはだかるような紛争、貧困といった国際社会の現実があることも事実です。そうであっても私たちは、国際理解教育をとおして一歩一歩着実に私たちのグローバル化を推し進めて行くことが大切なのだと思っています。
  また、Nネットの各団体・個人の会員はこれまで目覚ましい活躍をしてきました。しかし、今日いかに世代交代を図って行くかという大きな課題を背負っています。別の言い方をすれば、こうした活動に多くの若い方々が参加し、希望を持って自己と世界の未来を切り開いて行って頂きたいという願いがあります。今回、新潟翠江高校の小林先生や倉田さんを代表とするアピの会の国際情報大学3年生の岩本紗綾さんのご発表は、この課題に対する一つの答えを内包するもの思っております。
  以上はあくまでも私個人の思いですが、今回の研究会の意見交換の場において皆様の立場から、「これからの国際理解教育」(悩みでも展望でも)について忌憚のない思いやお考えを聞かせいただけるとありがたいと考えております。決してご意見を一つに集約するものではなく、多様な視点を得たいと思うものです。
 本日は何卒よろしくお願い申し上げます。     

国際教育研究会主宰  荒 幸 男



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