2017.11.18〜20、J.Jスクールで政府主催「少女スポーツ大会」が開催!!

 

 このイベントは、私どもが長い間念願していた記念すべき出発点です。私どもの学校が、地域の教育の中心として、末長く根付いて欲しい、これは、私どもの悲願です。

2012年3月に大スポーツグラウンドの地鎮祭をし、地域の住民と共に運動会を挙行しました。そして、2015年8月、ようやく整地作業を始め、2016年1月に使い初め運動会を開催しました。スポーツを教育の三本柱(知、徳、体)に据える長年の夢がかなったものの、地域スポーツの拠点として定着を図ることがなかなか出来ずにいました。これには、州政府にこの大グラウンドの存在価値を認めてもらう以外ないと考え、学校運営の中心となるローズ代表と校長先生に、州政府へ幾度も足を運んでもらい、先生方の給料をはじめ、学校運営に支援して頂くように嘆願してもらいました。

遂にその足掛かりとして、今回のイベントが実現の運びとなったのです。政府は、幾つかの希望校に絞りましたが、3日間のイベントに耐える学校として、我らがJEEVAN JYOTHI SCHOOL(希望の光スクール)に白羽の矢を立てられたのです。スポーツグラウンドの規模、大会前後を入れた7日間の食事や宿泊、飲料水やトイレ、救護等の学校の施設、あらゆる面で合格した学校は他になかったのです。

 

遥かにデカン高原を仰ぎ見る裾野に広がる大平原の中に、J.Jスクールの大スポーツグラウンドはあります。400mトラックがすっぽり入る広さです。11歳から15歳までの少女たち1500人が歓声をあげて、走り回りました。200人の体育指導教員も汗だくでした。

州内の500校から選ばれた1500人の少女(11歳〜15歳)を迎えるにあたっての準備は、並大抵ではありませんでした。学校の先生方をはじめ、「子どもの憩いの村」の子どもたち、スタッフが一丸となって、準備と3日間の運営にあたりました。その涙ぐましい努力の結晶は、このイベントが大成功に終わったことに表れています。

今後、これを礎に、州政府は様々な催しを要求してくるでしょう。州政府認可の私立学校は、スポーツセンターとしても、今後、益々頭角を現していくでしょう。(代表 片桐)

 

★11月17日、スポーツ大会の前日の様子です。えっ、これで準備は大丈夫?

まるで牧草地のようなグラウンド
一本一本丁寧にむしっています。
掲揚塔の準備です。
先生方が集まって、並び方の相談?

1118日、大会の準備が整い、少女たちが続々と集まって来ましたが…。

 

開会式をするには広すぎて

 

・18日の早朝から続々と集まって来た少女たちは、広いグラウンドに初めは戸惑っていましたが、先生方の指導に従って、すぐゲームに熱中しました。

 

★19日、競技は益々熱を帯び、スポーツ大会らしく、賑やかで活発になりました。

 

★20日、スポーツ大会の最終日。思い出に残る、楽しく素晴らしい大会でした。

19日の夜は楽しいキャンプファイヤー
食事はカレーライスに決まりでしょ!
インドでは、バレーボールは得意種目
おやつはアイスキャンディーです!!

★閉会式では、最優秀校に、記念の「KAZUKO TROPHY」が授与されました

 

情報掲載:

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