3回目のバングラデシュ訪問

 3月末、4年ぶりに3回目のバングラデシュを尋ねました。主には仕入れを兼ねてフェアトレード商品を扱うNGOを尋ねましたが、今回は特別な訪問もありました。首都ダッカから離れた田舎の孤児院。ダッカ市内のマザーテレサ病院。個人のお宅訪問。いずれも普通のツアーではできない訪問をすることが出来てラッキーでした。市場も欠かせない場所です。孤児院は、2年前のダッカでのテロ事件の影響で訪問する人はいなくなり、本当に久しぶりの訪問だったそうで、孤児院の庭にいるアヒルが、お昼のカレーになったようでした。ありがたくいただきました。

 マザーテレサ病院では、その門を入った時から心が柔らかくなるような 思わず手をあわせずにはいられないような場所でした。シスターたちの献身的な仕事ぶりに、ただただ感心して頭が下がるだけでした。街は相変わらずの大喧騒。バングラデシュの風景でありながら、半面、確実な変化が起きていることはすぐにわかりました。きれいなガラス張りのビルが出来ていて、これは驚きました。一方では相変わらずレンガを腰巻1枚ゴムサンダルの労働者が積みあげていますし、リキシャが減っているとも聞きましたが、まだまだ健在の様子。日本のODAで地下鉄、大きな橋の工事も行われていましたから、近い将来の変化は確実だと思います。街の風景だけでなく最大のNGO、アーロンの新しいショップがとても洗練されていて、何年も定番であったノクシカタ(手刺しゅう)の製品が少なくなっており、デザイン性の高い洋服、革のバッグ、アクセサリー、などが増えていました。女性たちが外に働きに行くのが当たり前になりつつある今、伝統的な手工芸は減っていく運命と思うと淋しいです。

 成長の最中であり勢いのあるバングラデシュは、目の離せない国でもあります。次回の訪問が 早くも楽しみです。

  ら・なぷぅ店主 若井 由佳子

 

 

lanapulanapu 

2018.07.06 Friday 01:03 | フェアトレードショップ ら・なぷぅ | - | -