フェアトレードショップ「ナルニア」も新潟市に店舗を構えて2019年2月で早いもので21年目に突入です。

開店当初に比べるとフェアトレードの知名度も上がってきていると思います。以前の認知度は10人にお聞きしたら1人位だったのが最近は5人位に増えたように感じます。

嬉しかったのは店舗近くにある沼垂小学校で地域学習の一環としてフェアトレードを取り上げてくれました。

小学校6年生の3人の児童が来店し、疑問に思った事を質問し、自分たちでも学習して学校の体育館で発表してくれました。

ここで3人の児童の学習の振り返りを紹介します。

 

石崎さん

私は最初フェアトレードの事を全く知りませんでした。でも、インターネットやパンフレットで調べた時、フェアトレードについてもっともっと知りたいと感じました。そして私も参加してみたいと強く感じました。丸田さんもおっしゃっていたように意識せずに身近な所からフェアトレードを広めていきたいと思いました。

 

小嶋さん

私は丸田さんからフェアトレードの大切さを学びました。フェアトレードは差別をされた人や困っている人も助かるのですごいなぁと思いました。差別がない貿易はとても重要だと思いました。

 

高野君

ぼくは、フェアトレードのことを知らなかったけれど、丸田さんの話を聞くとフェアトレードは世界をすくっていると感じて自分もフェアトレードの商品を買いたいと思いました。

 

3人の皆さん、興味を持ってくれてありがとうございました。実際は3人の方々が語ってくれたような立派な話は何も伝えていないのですが、ただ今のフェアトレードにおける現状をお話しさせて頂きました。

3人の皆さんが大人になった頃にはもっとフェアトレードが身近なものになっていれば良いと思います。

 

そして昨年は、にいがたNGOネットワーク10周年記念として11月24日に新潟市民プラザにてチャリティーコンサートが行われました。

 

素晴らしい演奏を披露してくださった4名の演者の方々、ありがとうございました。そして、コンサートに深く関わって頂いた「夢の橋」の荒川さんご苦労様でした。

それと今回、にいがたNGOネットワークに所属されている団体の方々の国際協力活動を映像にして紹介させて頂きました。

 

実は私がこの映像を制作したらどうかと理事の立場で提案させて頂いたのですが正直、こんなに製作が大変とは思わず、軽く考えていました。

その映像制作に携わって頂いた国際映像メディア専門学校の学生さん始め、梨本先生、ナレーション担当して頂いた仲山さん、またナレーションの指導に関わってくださったアピの会の倉田さんなど多くの方のご協力があって立派な紹介映像が出来上がりました。皆さん本当にご苦労様でした。

そして総合的にこのコンサートを支えて下さったにいがたNGOネットワークの事務局に感謝です。

 

ナルニアは当日、ロビーホールにてフェアトレード製品を展示販売させて頂きました。ここでも多くの方々に興味を持って頂き、ご紹介出来たことを嬉しく思っています。

 

今年は平成が終わり、新しい年号に変わりますが、にいがたNGOネットワークも新たな歴史を新潟で作り上げていける事を心から応援しています。

 

フェアトレードショップ「ナルニア」店主 丸田祥子