「NGO新潟アピの会」2019年度下半期の活動報告

7月6日「NPO法人いわむろや」で、アピ会カレーが販売されました。
7月28日「新津国際交流クラブ」(NICE)さんの恒例BBQ大会にお邪魔して、当会の活動紹介とカレーキッドを販売してきました。ホントにNICE素敵な会でした!
7月18日「つけめん・らーめん猫満」さんにて、期間限定カレーつけ麺開始、大好評‼
9月27日新潟県立翠江高校「世界の文化」に県立大学生森川七都美さんの特別授業を実施。
10月21日国際ソロプチミスト新潟―西主催「桂歌助チャリティ寄席」に国際貢献PRと
カレーの試食販売。ホテルオークラのシェフが検食後に販売開始。流石ですね。
10月26・27日新潟市「クロスパル文化祭」に参加。毎年のリピーター様に感謝です。
10月27日NGOネットワーク主催「フェアートレード・フェスティバル」に参加。
11月23日〜12月21日まで、県立大学4年生町田卓弥さんをスリランカ児童施設に派遣。
12月4日6年前に突然姿を消したスリランカ元サルボダヤスタッフのラリータ女史が私に連絡後来日。5年間探し求めてやっと無事な姿の彼女に会えました。
12月~ 通販Bace始めました。http://apiniigata.thebase.in/ 試行錯誤の毎日です。
12月15日南魚沼六日町にある「ケロハウス&ナナシのベース」ケロハウスさんにて 
ケロケロカレーの会に参加。ホントに作り手によって、カレーは変わると実感。
今年も又、カリーに始まりカリーで終わりました。驚くことに最近はプロの料理家の方々が当会のカリースパイスを基にご自分の得意素材(麹使用等)で、格別のキーマカリーを
お店の味としてお客様に提供しております!どのお店も全店大好評という事が凄いです!
                          NGO新潟アピの会 倉田洋子

今年Nネットより助成金を交付して頂いた町田卓弥さんの報告です。
2019年11月23日から1ヶ月間スリランカに滞在、ボランティア活動をさせていただきました。今回が初めてのスリランカ滞在、ボランティア活動でした。
今回の活動を報告します。南部のマータラとハンバントタではPreschoolの子供達と交流し、卒業セレモニーに参加しました。また孤児院の子供達とクリケットなどのスポーツを中心に交流をしました。それから中部に向かって、エッラ、ヌワラエリヤ、キャンディを周りました。その他ソリヤポクナ村にて現地調査、アピの会のカリーに使用するスパイスの調達を行いました。
滞在期間中にシンガポールなどの方々もボランティアに来ていて、一緒に幼稚園や孤児院の訪問、セレモニーに参加しました。彼らは、「世界中で寄付を利用した詐欺や不正がある。だから自分達で実際に足を運び、寄付が確実に正しく使われているか、役に立っているかを確認しに来る。」と言っていました。今回私はソリヤポクナ村の建設中のパゴダと新潟工業高校の寄付による水タンクの様子を見てきました。また、アピの会が援助しているハンバントタの孤児院を訪問、子供達と交流、そこでは子供達の笑顔や元気でたくましい姿が見られました。普段何気なく寄付をするのではなく、どのように、確実に寄付金が利用されているか知ってから寄付することが、寄付をする側受ける側の両方にとって大切なことだと思いました。
スリランカ滞在前から「子供達或いは周りの人に何を与えられるのか、どんな影響を与えられるのか、自分には何ができるか」を考えていましたが、答えはなかなか出ず、自分がここに来て良かったのか、自分で良かったのか悩みました。しかし、孤児院の子供達に突然、真剣な顔で言われた一言に救われました。『あなたは私たちのお父さんだ。』 この言葉を聞いて少しは頼りにしてもらえたと思えましたし、スリランカに来て良かったなと思えました。
 「国際協力」と言うと少し大事のように感じてしまいますが、寄付をする、カリーを買って食べてみることも立派な「国際協力」です。間接的であっても誰かの笑顔に繋がります。寄付をする側と受ける側の両方が笑顔になる、これからもそんな協力ができたら良いなと思います。
新潟県立大学国際地域学部4年 町田卓弥