今回、当会はフェアトレードフェスティバルのステージ発表のほうに、参加させていただきました。私どもの本拠地は、ドイツのミュンヘンにあり、年何回か、日本の本部がある東京のほうに、海外から講師をお呼びして、ワークショップや強化合宿を開催しております。今年は、ドイツ、ポーランド、韓国から仲間が来日する予定になっております。

当会は、フェアトレード商品を実際に扱っているわけではありませんが、折りに触れて、会員や集う人々が触れられるような配慮を行っております。

 

 フェアトレードフェスティバルのステージ発表では、イギリス・オランダ・ドイツを中心に発展してきた車いすダンススポーツのコンビスタイルのクラス競薀謄鵐▲瓮螢ンのカテゴリーを、発表させていただきました。

 今回、国内外を問わず、障がい者アートにおける舞台芸術の分野が認知されるきっかけとなり、障がいを問うことを超えて、新たな表現を生み出す可能性を目指さなければならないと思います。この芸術ムーブメントに対して、アートではなく、障がい者が、がんばっている単なる自己満足ではないかと、人は批判するかもしれません。舞台芸術の水準は、一定の基準は超えていると思うが、一般の演劇大賞を取れるかというと、まだ難しいところがあります。今、演劇大賞を取る作品の多くが海外とのコラボレート作品です。

 少し前までは、パフォーマンスというと「表現力」や「感性」、「情操」の教育というところで語られていましたが、今は、制作課程における「コミュニケーション能力の向上」というところで、注目されていきます。

 パフォーマンスというのは、対等な関係を作りやすく、社会との接点を増やしていくには、演劇や演劇的仕掛けが大きな役割を果たすと考えられています。

 私どもは、「We」の関係性であり、「障がい」をストーリーの外に置くことを大切にしています。そこには、障がい者であるか、そうでないかというカテゴリーはなく、ただ人としての原点に立ち返ることを大事にしていくことが求められます。

 福祉政策の中だけで捉えられるのではなく、そこの視点を変えていけるかが次の10年を決める大事なことだと思います。

 私どもにとって、揺さぶられるような舞台表現との出会いは、一緒に活動する仲間から様々な人生の美しさを見せつけられることに共鳴をし、これからも一緒に活動をし誰かの心を揺さぶる演技をして、国際交流のなかから学び歩んでいきたいと思います。

 

内閣府所轄NPO法人日本車いすダンススポーツ連盟 新潟県支部

小林香織