【理事の室賀さんより、会報2014年1月号に寄稿していただきました。】

  「心の教育」の充実

数年前、台湾へ旅行したときのこと。元小学校長から、「日本は、戦後、教育勅語と修身を止めたそうで、実に勿体ない。台湾では、小・中・高校まで、毎朝15分間道徳の時間があり、教育勅語も大切にしています。戦前の日本の道徳教育は、台湾人の精神構造の基盤になっています。」と、言うのです。
教育勅語は、「親孝行・友愛・夫婦の和・朋友の信・博愛・人格向上・社会奉仕・遵法等」の12項目からなり、軍国主義を鼓舞するような内容ではありません。
先の東日本大震災に、台湾から200億円の義援金が寄せられました。これが台湾の人たちの優しい心情です。
「世界一安全な国、日本」です。今、いじめ・離婚・親殺し・子殺し・詐欺・食品偽装・ネット犯罪etc. の問題が増え、このままでは、世界の中の「日本人の心」が衰退するばかりです。問題解決には、「心の教育」の充実が不可欠です。

(N-net理事 室賀美津雄)

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