国際協力人材育成セミナー「国境を超える理由〜国際協力という生き方を選んだ人たち〜」が開かれました。
(主催:新潟県国際交流協会/にいがたNGOネットワーク)

昨年に引き続き企画&コーディネーターを務めさせていただきましたが、ありがたいことに定員を上回るご参加をいただき、熱くて感動的なひと時を過ごさせていただきました。

ゲスト講師は国際協力NGOセンター(JANIC)の堀内葵さん。国際NGOの現状と現場で活躍するスタッフのみなさんの素顔を、初心者にもわかりやすくお話いただきました。この世界に身を投じる人々の傾向として、「楽しんでいる」「やりたいことをやっている」「想いを共有している」といったお話が印象的でした。

後半はリビングライブラリー(人間図書館)という手法を用いたワークショップで、堀内さんを含む5人の「生きた本(語り部)」を少グループに分かれて囲み、活動を始めたきっかけやそこにかける想いを聞くとともに、参加者それぞれの想いを交わしました。想いと想いが共鳴し、会場のあちこちで「心が動く」場面が繰り広げられました。

海外に出たり関わったりする動機や理由は様々だと思いますが、共通することはこの「心が動く」だと思います。心が動かなければ、国際社会はもちろん、身近な地域だってつくれはしないでしょう。個人的な経験から感じるのは、海外に行って人々とふれあう時、自分の中の「心を動かす力」が磨かれている、ということです。国際協力活動が持つそんなパワーを身近に感じられたセミナーでした。

金子洋二










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