525日に発生した「スリランカ大豪雨被災地緊急支援」で集められた募金と物資を

729日にスリランカに第一陣として、運んで貰いました。その間にも715日にえんでばよこごしさんの子ども食堂でアピの会特製カリーを販売したり、募金箱を設置してくださった各店舗様たちのチャリティーイベント等、皆様の暖かいご協力ご支援には本当に頭が下がりました。【この場をお借りして、皆様に感謝申し上げます。】

92日〜9日まで新潟県立大学黒田ゼミの生徒さん達も参加して「スリランカ交流ツアー」を実施。後の1週間で榎本未希さん一人が残り、皆様から託された募金を現地担当者達に届けに行きました。

 

92日〜9日の約1週間、県立大学の学生5名と教授1名でスリランカへ行ってきました。私たちの目的は、スリランカの子どもたちと交流する事と新潟の皆様から頂いた募金を現地に届ける事でした。今回のツアーの報告をいたします。

まず前半はスリランカの観光。古都キャンディと紅茶畑に囲まれたヌワラエリアを周り、ゾウの孤児院では、群れからはぐれた迫力ある子象たちを間近で見て、ヌワラエリアでは紅茶畑と工場を見学し、滝が多くあるスリランカの広大な豊かな自然を感じてきました。

後半は子どもたちとの交流。南部マータラ、ハンバントータにある児童養護施設の子どもたちに会ってきました。私にとっては2年ぶりの子どもたちとの再会。「元気かな、2年前のことを覚えてるかな」わくわくドキドキで児童養護施設に行くと、2年前より少しずつお兄さん、お姉さんになった子どもたちが「みきお姉ちゃん!」と変わらない笑顔で出迎えてくれて、施設のマザー達とも2年前の思い出話に花が咲きました。

今回、子どもたちとの交流のために日本から4つのアクティビティを用意していきました。日本のカレー作り、和紙を使ったペーパークラフト、ソーラン節のダンス、ボールを使ったスポーツです。はじめは日本のカレー作り。中辛のカレーを一緒に作りました。どうやら子どもたちには日本のカレーはだいぶ甘かったようです。ペーパークラフトでは、折り紙を折って動物やお花を作ったり、切り抜いてしおりを作ったり。私たち日本人は、子どもたちにシンハラ語を教えてもらいながら名札を作成。ソーラン節のダンスは、子どもたちにとって普段のダンスと違う動きで面白がっていました。ソーラン節の後はみんなでシンハラダンス!現地の音楽が流れた途端みんな全力になり、一緒に踊りました。スポーツではバレーボールやキャッチボール。外で行ったリレーはみんな靴を脱いでめいいっぱい走りました。はじめは緊張気味だった子どもたちもアクティビティを通して徐々に打ち解けていき、共通言語はなくとも、共に笑い合い、共に走り回り、楽しい時間を共有しました。

また5月下旬にスリランカ南部で発生した大豪雨に対し、新潟の皆様から頂いた募金と服と文房具をNPO法人Metta Social Service Foundation様、NGO PEaCE様に届けてまいりました。それぞれが置かれた環境で、その問題解決に悩む姿には「困ったときはお互い様」。これからも現地の方のために日本人として出来る協力をし、新潟とスリランカの友好関係が続いていってほしいなと感じました。                榎本未希

 

 

922日、106日 新潟県立新潟翠江高校「世界の文化」講義。榎本未希さん。

1011日〜「風呂敷プロジェクト」開始(ソリヤポクラ村ホールの日曜学校に通う

150名の生徒の教材費集めとバックの代わりに風呂敷を使う企画事業)

102122日「新潟市中央公民館文化祭」クロスパルにて参加。

1126日「にいがた国際フェスティバル」に参加。

1130日「スリランカツアー報告会」開催。

128日新潟県立新潟工業高校1年生対象SPH国際理解講演会。倉田&榎本さん。

来年322日〜スリランカです。

                          NGO新潟アピの会 倉田洋子

 

情報掲載:

にいがたNGOネットワーク

にいがたNGOネットワーク活動報告ブログ